仰向けで、少し右に頭を傾けると、足や眼がむくまなくてすみます。
・夕食はなるべく肉はとらず、野菜や卵中心に。
なぜなら、睡眠を妨げる夢は、消化不良が原因となることが多いからです。
・眠れないときは菩提樹(リンデン)やヴェルヴェーヌなどのハーブティーを飲むのもいいでしょう。
冬はミルクを温めたものに蜂蜜を入れて飲むとすぐに眠気がやってきます。
・夜寝る前には、あまり深刻な本や、映画は観ないように。
ところで、起きたときの体重が、夜寝るときと較べて、思いのほか減っているのを知っていますか?私の場合、五00〜八00グラムも差があります。
というその日によって違いますが、睡眠中も起きているときとほとんど変わらないほどのカロリーを消費し、寝ている間も汗をかいているからなのです。
また体内の消化活動もさかんに行われています。
ですので、就寝前のコップ一杯の水は体のためにもとても大切なのです。
水分を補給しないと、眠っている間に血液は濃くなり、血栓もできやすくなります。
水を飲むことで朝方に起こりやすい心筋梗塞や脳梗塞も防ぐことができるといいます。
ちなみに私が、就寝前に水を飲むようになったのはこの半年くらいから。
それまでは、寝る前に水を飲むとむくむと信じ込んでいました。
でも、実際に水を飲むようになってからのほうが、眠りながら汗をかくようになって、体調がよいような気がしています。
人間の体が老化したり、がんになったりするのは、錆びつく(酸化する)ことが原因らしいのです。
活性酸素を無毒化する酵素も体内にはもともとありますが、四十歳を過ぎるとその働きも弱くなるそう。
酵素だけでなく、夜、暗くなると人間の体に分泌されるメラトニンという脳内ホルモンは、強い抗酸化作用(酸化を防ぐ作用)を持っているといいます。
私はつい真っ暗が怖くて薄暗い光を点けたままで眠ってしまうのですが、メラトニンは暗い時間が長いほど量は増えるといいます。
ぐっすりと眠って朝起きたときの子供の笑顔。
誰にもそんな無邪気な朝の顔があったはず。
それをそのまま取り戻すことはできなくても、良質な眠りが取れれば近いところまで戻ることができるような気がしているのです。
その方法は、一にも二にも自己管理です。
年齢を重ねるにつれ体が重くてだるく、錆びつき、皮膚も老化し、たるんでくるのは誰もが経験することでしょう。
それをどのように軽減するかはその人次第なのです。
ただし、良質な眠りも、必要以上に長い時間になるとかえって逆効果。
つまり食事と同じで、量のコントロールが必要なのです。
眠りすぎて起きたとき、顔を見ると肌がテカッているのに気がつきます。
フランス語で寝坊することを「油っぽい朝」というのを、眠りすぎるたびに思い出しておかしくなってしまうのですが。
四十代、良質な眠りは美しく生きる基本です。
上手に眠って、より健康になりたいものです。
昔から「目は口ほどにものを言い」などとも言われ、特に女性にとって大きな魅力のポイントなのが目です。
私の両親はもう二人ともこの世にはいませんが、父は一度だけ、「母の美しい目で好きになった」と私に話したことがあるのを覚えています。
目が輝いていたり視線に力があったりすることは、その人の持つ情熱や生きる意欲を表わしていて、確かにとても美しいと思います。
ベールの奥から間接的に覗き込む目は神秘的に見えるものですし、帽子をかぶってわざと片目だけを覗かせたり、ウインクしたりするのも目の魅力をアピールできる効果的な動作です。
私は、書くという仕事柄、常に目を酷使しています。
特に四十歳を過ぎた頃からは、目が疲れやすくなってきました。
それでなくとも、昔から乱視と遠視という疲れ目の素質を持っているのです。
日頃から「目をイキイキさせる情報がほしい」とアンテナを張っていたところ、友人から教わったのが、ブルーベリーの効用でした。
「広尾の明治屋にあるブルーベリーを毎朝五粒ずつ食べてごらんなさいよ。
驚くほど目が冴えてくるわよ」と。
効果のほどはいずれにしても、目に神経を集中させて、そこに栄養を供給するということ自体、自にいい影響があるはずだろうという考えが私にはありました。
ヨガも同じで、例えば神経を集中させながらお腹をへこませることで効果が上がります。
脳神経と体はいつもつながっているものなのですから。
その日からブルーべリーを毎朝食べ始めることにしたのです。
さらに欲張って、同じ屈で売っていた「ひとみの果実」というブルーベリーやハーブエキスからというわけで彼女の言葉どおり、作られた錠剤も一緒に。
数週間食べ続けたところ、その効果は絶大で、先日も久しぶりに会った友人に「目が輝いているみたい」という嬉しい指摘を受けました。
人種によって瞳の色は、茶色、黒、ブルー、グリーンなどさまざま。
でも、その輝きや魅力に差はないはずです。
白目の部分は、どんな色の瞳でもそこが黄色みがかるのは脂肪が溜まっているという老化現象です。
少しでも黄色みがかったら、睡眠をよくとって、目によい食物を摂るといいでしょう。
目によいとされるビタミンAは、レバー、ウナギ、乳製品、卵に含まれています。
ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、アスバラガス、ブロッコリーなどまたベータカロチンはボケ防止にもいいそうです。
目を疲れにくくするビタミンBは、肉、魚、乳製品、レバー、ウナギ、緑黄色野菜のなかにあります。
さらに、水晶体や角膜のコラーゲンの生成を助けるビタミンCの摂取も必要です。
これらは、普通の食生活を送っていればおのずと体内に摂取されるものなので、特に嫌いなものがなければ気に留めることもないとは思いますが。
最近は、まぶたや目尻のたるみが気になって、視線をシャープにすることも考え始めました。
そんな私が行っていることをご紹介します。
@夜、洗顔した後、ローションクリームでべースを整えてから魔法のオイルを塗り、静かに座ります。
そして親指と人差し指でまず眉間をつまみます。
このとき、目が疲れていればいるほど、痛く感じるのです。
Aそれから、同じく親指と人差し指で両眉を眉頭から少しずつつまみ、一回につき二秒停止してから眉尻までずっと何カ所かつまんでいきます。
こうすることで目の周りの血液循環がよくなります。
さらに、朝の寝起きにまぶたがはれぽったいときに実行していることもご紹介します。
@生のジャガイモをおろし、それをはれぼったい部分にのせて十五分間静かにします。
ジャガイモがゆっくりと乾いて、ヒンヤリとしてきます。
ほのかな青臭い香りは自然に触れたようで、とてもいい気分になれます。
A温かいお湯にティーパック二個を浸してからよく水気をふき取り、十分間目を閉じたまま、まぶたの上に置きます。
冷たいほうがお好みの方は、ティーパックを十分か十五分間ほど冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
B冷たいミルクをコットンに含ませ、まぶたの上に十分間のせるという方法。
これもはれぼったいまぶたに即席の効果があります。
こうした台所の食材を用いる美容法については安心感があるので、いろいろと試しているところです。
情報源のひとつとして、パリで買ってきた本があります。
最近フランスでも日本でも人気のある「おばあちゃんの知恵」といった本で、そのなかに疲れ目対策の一節も見つけました。
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